「ハイ…チーズ」 そう言ってアタシの肩を抱いて…ツリーと無数の風船をバックに…写メを撮った。 アタシは不思議と…いい顔をしていた。 ーーカシャっ すると勝手にその写メをソイツは自分の携帯に送信した。 不思議と腹がたたない。 ーー ーーなんで ーー完全にコイツのペースにはめられてるよ… ーーしかも…亜耶ちんと呼ばれることさえ…心地よくなって…しまってる自分が怖い。