ーーハ〜っ… 溜息しか出ない。 タバコを持つ手で酎ハイを開ける。 ーープシュっ…… ーーシュワ〜…… さっきのシャンパンみたいに…シュワ〜っと音をたて…アタシにまたアイツの言葉が纏わり付く。 タバコを左手に持ちかえ…酎ハイを一口飲もうとしたら… 横からその酎ハイを取り上げられた。 「なっ…何すんのよ」 とムッとして顔をあげると…そこには一人の若そうな…しかも…チャラそうな男が立っていた。