「大丈夫また…お腹の調子でも悪い」
「いえ…違うんです…あの…颯斗さんに謝らなけれはならないことがあって…。」
と神妙な面持ちで切り出す。
颯斗さんは…キョトンと…アタシを見ていた。
「あ…あの…アタシ…今日…プレゼント持って来るの…忘れちゃって…。」
すると颯斗さんは「なーんだ…そんなことか…びっくりしたよ。急に改まって…話すから」と笑いながら言ってくれた。
「明日…持って来ますから許してっ」
「だから…いいって…そんなこと気にしなくて。…それより…さっきのつけてみてよ。」
ーーごめんなさい…
ーーホントに…ごめんなさい
「じゃ…つけるね。」

