深い深い森の奥 小さな木の実がおちました 誰も聞く者のなかった その音は はたしてこの世に 存在したといえるのでしょうか {pnc=1115,384177} 遠くの川の音 走り去る車のタイヤ 虫の声 風の音色 聞こえる 夜の声 白々とあけゆく 夏至の日を見上げて そっと窓を閉めた 時計の針がすすむたび 今は 過去へとうつりかわり 明日への望みに つながっていく たとえ 今はみえなくても かならず かならず