CALL †短編†



男の子はその喉から生えた手を、あたしの瞳に添えた。


「………ぎゃっ!?!?!?」


角膜に異物が触れる感覚に、あたしは思わず悲鳴をあげた。

視界には、闇に閉ざされている。

怖い…
怖い…
怖い!!!!!!


「お姉ちゃん…………!!!!」


男の子がにやりと笑ったのが第六感でわかった。