当日私は着慣れない服を来て
家を出た。

変わるんだって言い聞かせた。

最初に美佳と合流した。

待ち合わせ場所まで2人で
行く,緊張が体を強張らせた。

待ち合わせ場所に行くともぉ
すでに1人がいた。

「あっ美佳ちゃん?」

「はいっ」

「俺幸平!!よろしく!!」

幸平と名乗る男は笑顔で手を
差し延べた。

「あ,この子はみずきって
言って私の地元の友達!!」

美佳が私を紹介してくれて
私はぺこっと頭を下げた。

「みずきです」

「...みずきちゃんかあ!!
俺は幸平でいいから!
よろしくね。」

一瞬幸平の笑顔が揺らいだ
気がした。

「もう1人の奴が今日合流
すんの遅れちゃうみたいで..
先に俺の家行ってとこっか」


幸平は1人暮らししているらしい。

途中でお酒やおつまみや
お菓子を買って幸平の家へ
着いた。

そして家にあるDVDを見ながら
もう1人が来るのを待った。

1時間ほどたった頃,
チャイムが鳴った。

「潤かな~♪」

そんな独り言を言いながら
幸平は玄関へ行く。

ガチャっと扉が開き聞き慣れた
声がし,玄関に目がいく。





「..じ...潤也?」