ケータイ小説家




「"俺も好き"」



そう呟いたその言葉に、

半年前。同じ台詞を口にした彼は、焦ったような照れたような声を上げる。


そんな彼に、私は気にせず

その言葉を画面に打ち込んだ…。




end