…突然ですが、
私。嘘ついてました。
「特に意味はない」とか言ったけど、 意味あるんですよ。はい。
私が今書いてる小説。…実はそれ、私と彼氏の実話だったりします。
なんていうか、「彼氏との思い出を形に残せたら良いな」って、感じで始めまてみました。
…うん。
私って、結構乙女なんだなと思います。
…それはさておき、 目の前の彼氏ですが。
耳どころか、ほっぺまで赤くなっております。
「顔、赤いよ?」
「うるさい。お前が悪い」
茶化すように顔を覗き込めば、 ぷいっと、そっぽ向かれた。
照れてるのと、ちょっとふてくされている様子。