笑顔のアイドル☆

昼休みはあと20分。

二年生の教室に行き、連司先輩を探す。




「何してんだ?」

ぽんっと頭を叩かれた。
この感じは…。


「陽翔先輩!」


陽翔先輩はニッコリ笑った。


「誰を探してたの?」

と、聞かれて陽翔先輩の後ろを見てみた。



「ちょっと一緒に来てもらっていいですか?連司先輩…。」



あたしの問いかけに連司先輩はニヤっと笑って、



「いいよ。」


と言った。




陽翔先輩の視線を感じながら、連司先輩の後ろを歩き、陽翔先輩から見えない場所まで歩いていった。