大切なキミ達へ

3年になるとお互い気持ち的にも成長していた

キミはいつも私の傍にいてくれた

キミは私に

“あなたのおかげで好きな人に告白できたんだよ”

そう言ってくれたね

“あなたのおかげ”

その言葉が嬉しかった

そのとき初めてキミを護りたいと…

そう思うようになりはじめた

どうしてだろう?

キミには全て話せる気がする

キミだけには素直に一緒にいたいと

言いたくなるんだ

そんなキミは気付いてないけれど

キミが隣にいることや

私に笑顔を向けてくれること

私になんでも話してくれることが

私の支えだった

もう去年喧嘩したように

お互いを傷つけあわないように

言葉にはしないけれど

キミも感じていたんだよね

キミを傷つけるのが許せない

キミがまた傷つくことは

絶対にさせたくなかったのに

キミを傷つける奴が許せなくて

私はただ怒りを抑えるので必死だった

笑ってよ

笑っていてよ

ただそう願った

キミは怒りを覚えていても

笑顔だけは絶やさなかった

私はいつもその笑顔をみて少しの不安を感じていた

キミは我慢するから

自分ひとりで抱え込んでいないか心配でしかたなかった

もどかしい想いがたくさんあったけど

キミは笑った

キミはどこまでも純粋だ

だから大切にしたいと思えるんだよ

ねぇ、キミは私を心友と言ってくれた

それが偽りじゃないって信じてるから…