『ホームにて』


ホームの白線

その先に線路が二本あって

それからあなたがいる



重そうな鞄 肩にかけて

いつも 上を向いて




屋根の間に見える高い空に

あなたは何を見てるの?




わたしは

恥ずかしくって

いつも伏せ目がちに あなたを見る




いつか 合うかな

二人の視線



かすっているようで

全然あっていないようで・・・・・・





わたしは



ドキドキする