2人は走って東山に駆け寄る。

東「2人とも!!!」
東山は2人の姿を見て実は少しあった不安が消えていった。

亮平は言う。

亮「3階に居たみんなが突然消えちゃったんだ。」
東「みたい...だな......。俺の所もだ。」
淳「どうする?俺達の他に誰か居んのかな??」
淳平がそう言うと、亮平は呟く...。
亮「もしかして...ここが『もう1つの世界』ってやつか.....??」
東&亮「.....!?!?」
その言葉に東山と亮平は淳平を見る。
東「もしかして...お前の所にも....来たのか........??」
淳「う..うん。ホラ。」
そう言うと、淳平はポケットから紙を出す。

『 斁識 淳平様
      もう1つの世界へのご招待状 』

っと書かれていた。

アノ紙と一緒だったのだ。

亮「俺も...それ、持ってる...。」
亮平もポケットからあの紙を出す。

3人とも、同じ紙だ...。
偶然..いや、偶然じゃない...。

その事は今の状況で分かる。

東山は言う。
東「とにかく、校内を見回ろう。他に誰か居るかもよ??」
亮「そうだなぁ、俺もそうした方がいいと思う。」
っと、亮平は東山の意見に賛成し、
淳「俺もっ。」
淳平も賛成する。

3人は校舎内を見回り始めた-・・。

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3年校舎-・・。