「今のが最後だったから、らくがきしよぉ～♪」
「ってことで男は外で待ってよーぜ!!蒼斗行くぞ!!」
蒼君は樋山君に連れられてプリ機から出て行った。
「ねぇ、亜華里。」
「ん～??何??」
「お節介かもだけど…あんたら2人でデートとか出来てるの??」
「えっ…なんで??」
「いや、今の感じだと不安が…」
「大丈夫だよ～」
だってデートって言うデートなんてまだしてないし。
一応、出かけたんだけどまたしても図書館デートで終わっちゃった…ってことはどうしても麻美には言えなくて
「大丈夫ならいいけど…」
「蒼君はいつもあんな感じだし♪」
もう慣れちゃったかも。
「あんなのに慣れちゃ駄目だって!!もっと甘えてみなよ??」
甘えたいけど…
軽く流されたり無視られたらどーするぅ!?
虚しいだけじゃん～
「なんで木村君はこんなに可愛い亜華里を目の前にしても興奮しないのかな～??」
「こらっ!!///
変なこと言わないでよ!!」
「だってぇ～。」
あの蒼君に限ってそんなことは絶対にありえないからね。
考えたり、妄想したりするだけ寂しいだけだもん…
