有罪モラトリアム


彼「すみません、そろそろ戻りますね。」

私「あ。私も…。
  そういえば、カナタさんの出番って何時からなんですか?」

彼「2時からです。韓国店からなら見れるんじゃないかな。」

私「わぁ~!楽しみw」

彼「あんまり期待しないでくださいね・・・w」

会場の途中まで一緒に行って、途中でお別れしました。
店舗に戻ると、お昼時のせいもあってか、すでに満席!
わわわ…。なんだか申し訳なくなっちゃいます。

私「ただいまです~・・・。」

I「あ。おかえりー。またよろしく!」

Eさんは忙しく接客をしています。

私も手を洗って、再び接客開始です。

バタバタとしているうちに、あっという間にEさんの休憩時間になって、
今度は1人で接客をすることに。

ひぇぇぇ。
忙しいよーーw

Eさんが戻ってきたころにやっとお客のピークが過ぎて、
満席状態から開放されました。


気づくともう2時になっていました。
私はステージの方をチラチラと気にしていました。
ステージでは、朝からいろいろなイベントが行われていました。
フラメンコを踊る人がいたり、外国の歌を歌う人がいたり。
接客の合間にぼーっと見つめていましたが、
彼のサンバは絶対みなくっちゃ!と思っていました。

しばらくすると、黄色いシャツを着て、頭や腕に黄色いバンダナを巻いた集団がステージの隅に集まりだしました。
その中に、彼の姿が!