あしたは笑おう

「名前なんて言うんだ?」

「平瀬達也です!出させてもらえるんですか?」
その子はやる気十分。1年生も出たかったんだな。


「ポジションはガードをやってもらう。すぐ出るぞ!準備しろ。」


「はい!!」



平瀬はバッシュのヒモを縛り直し準備した。
平瀬は紅チームに入った。



平瀬が2年生と話し試合は再開された。
松谷は平瀬に
「2年とか気にするなよ!好きにやれ!」と言ってポジションについた。



平瀬はボールの感触を確かめドリブルを始めた。
ドリブルをはやくしたり、おそくしたり巧みにボールをコントロールした。


そのドリブルを見ただけではドリブルの上手い小さい1年としか思わない。


「一本いきましょ☆」
笑うとカワイイ笑顔‥☆‥人差し指をたて行きますよと合図をしたあと‥‥平瀬は突っ込んだ。