あしたは笑おう

大牙は白チーム。
大牙のポジションはセンター。
大牙は身長179cm体重68キロの恵まれた体格。
お父さんがボクシングの全日本で活躍していた。そのお父さんのDNAがそのままきたって感じ。体はでかいがセンターの動きとしては雑。
力で勝つって感じだ。
そんな大牙に技術が向上すれば相当な戦力になる。


勇馬は試合前から大牙はセンターにする!と決めていた。


そんな大牙のジャンプボールで試合開始。
高さだけは負けられない大牙はタイミングを合わせ、前にボールを落とした。


「見たか?勇馬!今の‥」
功平は驚いた様子で言った。

「さすが大牙だな☆あの高さは県でもそうはいないぞ。」


大牙の高さは功平‥そして俺をも驚かせた。



大牙の落としたボールを仲間がとり、前に走りこんだ仲間にダイレクトパス。
その勢いのまま白が先制した。


「今の速攻‥☆功平!使えるな!」


「あぁ!みんなすげえじゃねえか!」


こいつらならやってくれるかもしんない。勇馬の心に一気に期待感がわきあがった。