4人組〜春夏秋冬〜

そのスッキリしない気持ちは悪化していく一方だった

次の日の朝の休憩は前の通り普通に喋っていた

だけど昼休み
なかなか絵里が来ない
お腹も空いたから迎えに行く事にした

何か嫌な気はしてたんだ
昨日の話聞いてから…

絵里は教室にいた
でも私に見向きもしない
男女入り交じったグループでご飯を食べていたのだ

絵里が1人の男子に熱い視線を送ったのがわかった
カッコいいほうだと思うしあいつが竜って奴だろう

頑張ってるんだ…

必死にそう考えた
重い何かの感情が私につまってきているのを抑えるために…