チャイムの音が聞こえた
授業が終わったらしい

いつの間にか寝ていたらしい
私は春の暖かさを肌に感じながら体をおこした

「おはよう、中谷さん」

「おはよー」

「2人起こしても起きないから先行こうか」

「そだね〜」

私と佐野は校内に入った
佐野は戻る前に優を移動させ、(でかいから佐野大苦戦)優と松原にシートをかけてあげていた
なんて優しいんだろう


私と佐野は前のクラスの話をしながら教室に戻った

廊下で歩いている時、痛い視線を感じた気がした
まぁそんなに気にしなかった