……うん。
さぼろう

私は体育館に向かう廊下をUターンして屋上に向かった



「あ〜綾!来ると思ってた〜」

「中谷さんもさぼり?俺らもだよ〜」


松原と佐野がわざわざシートをひいて寝転んでいた
(ピクニックかよ!)

「何でいるんだよー!寝たかったのに…」

「充分寝れるよ〜優寝てるから」

優もいんのかよ!!

よく見ると隅の方で優が寝ていた(柵無かったらかなり危ない!)

「本当に俺ら考え一緒だね」

佐野は笑顔で言ってくるけど…松原と一緒なのはいやだ

「まぁまぁ綾も寝転びなよ!」

「松原と同じとこなんか行きたくない」

「中谷さん、立ってるのしんどいでしょ?シート広げるからさ」

「うん…じゃあお構い無く」

佐野の笑顔と疲れに負けたのだった