「……本来、俺らみたいな悪魔の姿は人間には見えないものなんだ。でも、お前みたいに悪い『心』を一つも持ってない奴…………例えば、言葉が話せないぐらいのガキとかな。そういう奴には見えたりもする」 「は、はぁ…………」 「だから、お前みたいな年で俺の姿を見たのは初めてだ。……ま、見えた所で何も害はないから安心しろ」 さて……と言って立ち上がり、窓へ向かおうとする。 「あ、あの!」 「ん?なんだ?」