「先生もあの子たちの親には逆らえないのよね・・」 ガチャ― 『失礼します』 「先生ー今年の俺の女の子って・・・・」 「この子たちよ。紹介するわ、こちらが奏瀬綬音ちゃん。望夜くん担当で、こっちが中西美玲ちゃん。潤くん担当よ」 「よろしく。」 すっと差し出された手。 そんなに白くなくて、ニキビひとつない綺麗な肌。 ビー玉のようなまっすぐな瞳。 これが・・王子??!!! 「じゃあ、望夜。俺等先に部屋行ってるから。」 「おう。」 美玲もあたしに手を振り、潤の後についていく。