ここの国での常識(当たり前のこと)が、自分(日本人)にとっては「え?ありえない」ということだとわかり、そのギャップにずいぶんと苦しんだ。
 この人たちけんか腰?ってびっくりすることも多かったけど、それがここの人たちの会話なんだ…って理解できた。
 一歩下がって、謙遜する文化の中で生きてきた日本人の私にとっては、ある意味自己主張をする彼らがうらやましかったり。


 こうして、海外で暮らすようになって、ふと日本を外から見てみると…日本って素敵な国じゃない♪と思える。インフラがきちんと整備されていて、清潔で。四季があって、長年受け継がれてきた文化があって。


 心から、日本人でよかったな…って。


 とくに私が素敵だなって思ったのは、日本語って丁寧語や謙遜語があるってこと。

 目上の人を敬う気持ちを言葉で表現できるのってすごく素敵だなぁといまさらながら感じてる。

 
 おっと、そろそろ時間です。 出かけなきゃ。


 そうそう最初に書いた「嫌日」のイメージ。

 実際暮してみると、半分当たりで半分間違いかな。

 現地の人でも、私たちを日本人とわかっていても気軽に声をかけてくれる人もいるし、あきらかに好奇の目で見る人もいるし。

 でも、私はこの国の人たちを嫌いにならないようにしようと思う。

 憎しみからは何も生まれないからね♪