ーーーーーっ!!!!!!?
まさかのそれですかっ!!
今更あたしの便通事情を聞きたいなんて
不意打ちすぎるっ!?
赤くなって俯くあたしに、桃矢くんは大きな体を屈めて覗き込む
「言えないのか?」
「言えなくはない。でも……、言いたくないよ!!」
リンゴ食べ過ぎて、お腹を下してたなんてね!!!
それよりも、桃矢くんが変態で仕方ない
まさかそんな羞恥プレイを好む人だなんて…
一気について行ける自信なくすよ
そうこうしてる間にも、桃矢くんはじりじりとあたしとの間合いを詰める
「そんなに頼りないか?」
「そういう問題じゃないっ!!」
「……もういい。桜がそのつもりなら、俺も勝手に動くからな」
「…どういう意味?」
「言いたくねぇ」
あたしがさっき言った言葉を返された
意地悪だ
なんで、こんな風になったんだっけ?
不思議で仕方ない
なぜか桃矢くんがあたしの便通事情について知りたがって
言える訳なくて嫌だって言ったら、勝手にしろみたいに言われた
あれか?
世間一般の彼氏彼女たちはそこまでおっぴろげて話すものなのだろうか
分からないことが多すぎる
近づけたと思ったら、離れてしまう
難しい
「桃矢くんが分からないよ」
「桜に言われたくねぇよ。とにかく明日は忘れんな」
「……うん」
それだけ言うと桃矢くんは自分の家の方へと歩いて行った
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