らーめん。 それが届くまで、 あたし達は何を話すでも、 何をするでもなかった。 拷問のような沈黙は、 さっきまで感じていた 鉛のような感覚を思い出させた。 脳内で2人がぐるぐるする。 もういいって。 わかってるよ。 そう思ってみても、 あたしには止められなくてイライラする。 そんな中、襖は勢いよく開かれた。