「恵が来るならポテト揚げとくよ」 そう言って ナナミさんは奥に入ってしまった。 ナナミさんが言うには ケイちゃんはポテトが大好物で、 来たら出せ出せとせがむらしい。 だから来る前に用意しとかないと 面倒だって営業スマイルで言われた。 あれはかなり面倒くさがってる顔だ。 エスパーと近くにいるあたしだから、 少しは素敵な能力が備わり始めてる。 だから空気を少し読めるようになったのだ。 それにしても、ナナミさんを困らせるなんて嫌な奴。 来たら叱ってやる。 ポテト一人で平らげてやる。