今日は待ちに待った(?)ダブルデートの日!
二人だけで行きたかったけどデートはデートだし
ユキも一緒だし
きっと最高に楽しいんだろうな
服も昨日新調して
髪もユルーく巻き気味
いつもより念入りに化粧して…
雨宮君、喜んでくれるかなぁ?
そんなことを思い、ウキウキしながら朝早くから準備していた。
♪~♪~♪~♪~
私の心を表すような陽気なメロディーが部屋中に響いた。
「雨宮くん!」
携帯の着うたですぐに雨宮君だとわかるように設定してある。
「はい!」
「はよ。何かヒナコ今日ちょう元気じゃね?」
「だってデート…じゃん?」
「俺と一緒なのがめっちゃ嬉しいわけね。もうお前んち着くから早く出て来いよ」
「えっ!?ちょっ…早い!」
「あと30秒で着いちゃうぞー早くな。じゃ」
答える間もなくブチッと切られた。
『うそでしょ!?パジャマ着たままだよ~…急がなきゃ!!』
ベッドの上に散らばった洋服の中から気に入ったのをバッと掴み、急いで着替え始めた。
鞄に必要なものだけ投げ入れて、ダッシュで階段を駆け降りる。
玄関のドアに体当たりするかのように押し開け、
待っているであろう雨宮君の姿を探す。
けど、“待ってる”と言っていた場所には
誰もいなかった。
二人だけで行きたかったけどデートはデートだし
ユキも一緒だし
きっと最高に楽しいんだろうな
服も昨日新調して
髪もユルーく巻き気味
いつもより念入りに化粧して…
雨宮君、喜んでくれるかなぁ?
そんなことを思い、ウキウキしながら朝早くから準備していた。
♪~♪~♪~♪~
私の心を表すような陽気なメロディーが部屋中に響いた。
「雨宮くん!」
携帯の着うたですぐに雨宮君だとわかるように設定してある。
「はい!」
「はよ。何かヒナコ今日ちょう元気じゃね?」
「だってデート…じゃん?」
「俺と一緒なのがめっちゃ嬉しいわけね。もうお前んち着くから早く出て来いよ」
「えっ!?ちょっ…早い!」
「あと30秒で着いちゃうぞー早くな。じゃ」
答える間もなくブチッと切られた。
『うそでしょ!?パジャマ着たままだよ~…急がなきゃ!!』
ベッドの上に散らばった洋服の中から気に入ったのをバッと掴み、急いで着替え始めた。
鞄に必要なものだけ投げ入れて、ダッシュで階段を駆け降りる。
玄関のドアに体当たりするかのように押し開け、
待っているであろう雨宮君の姿を探す。
けど、“待ってる”と言っていた場所には
誰もいなかった。
