ユキに無理矢理手を引っ張られて
教室に連行された。
「で?いつからなの?」
ユキは刑事のように鋭い目で私に聞いてくる。
「どうなんだ!!」
ホントに刑事ドラマでよく見る取り調べみたいに机をバンッと叩いた。
「んと…おとついから…です」
「おっおとつい!2人とも休みだったのはそのせいかぁ!」
「心配かけてごめん」
「メールぐらい返してよねっ!あと、相談してよね!」
「これからはそうさせていただきます」
「ヒナコにも彼氏かぁ~しかも、コウタ!やったじゃん!」
「…ありがと」
「つーことで早速ダブルデートね。今週の土曜日に決まりだから」
「ちょっ…雨宮君に聞いてみないと…」
「コウタには了解とりました~」
そう言って携帯の画面を私に見せる。
服部君からのメールで
“コウタOK取りました!”
と一言書いてあった。
初デートがダブルか…
私は二人だけがよかったな。
「雨降らないように、てるてる坊主作っときなよ!」
「…うん。そうする…」
雨が降りませんように…
みんなに迷惑かけませんように…
それだけを考えて
当日まで過ごした。
教室に連行された。
「で?いつからなの?」
ユキは刑事のように鋭い目で私に聞いてくる。
「どうなんだ!!」
ホントに刑事ドラマでよく見る取り調べみたいに机をバンッと叩いた。
「んと…おとついから…です」
「おっおとつい!2人とも休みだったのはそのせいかぁ!」
「心配かけてごめん」
「メールぐらい返してよねっ!あと、相談してよね!」
「これからはそうさせていただきます」
「ヒナコにも彼氏かぁ~しかも、コウタ!やったじゃん!」
「…ありがと」
「つーことで早速ダブルデートね。今週の土曜日に決まりだから」
「ちょっ…雨宮君に聞いてみないと…」
「コウタには了解とりました~」
そう言って携帯の画面を私に見せる。
服部君からのメールで
“コウタOK取りました!”
と一言書いてあった。
初デートがダブルか…
私は二人だけがよかったな。
「雨降らないように、てるてる坊主作っときなよ!」
「…うん。そうする…」
雨が降りませんように…
みんなに迷惑かけませんように…
それだけを考えて
当日まで過ごした。
