家の前で別れて、雨宮君を見えなくなるまで見送った。


部屋で一人になって雨宮君が前に言った言葉を思い出した。


“ユウヤじゃなくて俺にしろよ”



雨宮君と一緒にいると、服部君のことを忘れられる。
雨宮君と一緒だとすごくドキドキする。
だけど気が休まる。




惹かれている…




それは私にとって隠しきれない事実だった。