その日はびっくりするくらい穏やかな1日で、落ちていた高原には好都合な日だった。
時折、うわの空になってしまう高原を見かねて俺は仕事終わりに飲みに誘った。
とりあえず渋谷に出ようと言うことになり、渋谷まで出た。
相変わらず、渋谷は人が沢山いて、20時前だというのに結構な賑わいだった。
「ここでい?」
「全然OKっす!!」
俺らは渋谷109の近くの居酒屋に入った。
中は、意外と落ち着いた雰囲気で二人きりで話すには最適な場所だと思った。
通された個室は間接照明の灯りも手伝って、ムーディーな雰囲気だった。
そしてかなり狭かった。
「男二人きりでこれは若干キツいっすね。」
「まぁな…」
そんなやりとりをしながら、俺は奥に、高原は手前の席についた。
とりあえずビールとつまみを何種類か頼み、運ばれてくるまでメニューを見たりしながら時間を潰した。
高原は俺に石黒も誘った方がいいか尋ねてきたが、俺はそれを阻止した。
今日は二人きりの方がいいと思った。
なんとなくだけど。
石黒はすごいいい奴なんだけど、色恋沙汰になるとちょっと厄介になる。
おまけに、自分の話ばかりしてしまう所もあるから今日はいない方がよかった。
時折、うわの空になってしまう高原を見かねて俺は仕事終わりに飲みに誘った。
とりあえず渋谷に出ようと言うことになり、渋谷まで出た。
相変わらず、渋谷は人が沢山いて、20時前だというのに結構な賑わいだった。
「ここでい?」
「全然OKっす!!」
俺らは渋谷109の近くの居酒屋に入った。
中は、意外と落ち着いた雰囲気で二人きりで話すには最適な場所だと思った。
通された個室は間接照明の灯りも手伝って、ムーディーな雰囲気だった。
そしてかなり狭かった。
「男二人きりでこれは若干キツいっすね。」
「まぁな…」
そんなやりとりをしながら、俺は奥に、高原は手前の席についた。
とりあえずビールとつまみを何種類か頼み、運ばれてくるまでメニューを見たりしながら時間を潰した。
高原は俺に石黒も誘った方がいいか尋ねてきたが、俺はそれを阻止した。
今日は二人きりの方がいいと思った。
なんとなくだけど。
石黒はすごいいい奴なんだけど、色恋沙汰になるとちょっと厄介になる。
おまけに、自分の話ばかりしてしまう所もあるから今日はいない方がよかった。

