サクラサク

『ボタンの掛け違い』

「命がけであなたを守る」
なんて
考えてみたら随分あなたに失礼だったし

私にそんな力なんてない
少しだけだけどあなたの
荷物を背負わせてもらって

あなたにも半分だけ甘えさせて下さい

素直になろうと思います
苦しかったね
しんどかったね
私もしんどいよ

あなたの腕の中に
たまにはいさせてね

私、間違ってばっかりだった
生き方も
考え方も
今も間違ってるのかもしれない

きっとこれからも
思考はボタンの掛け違いを
続けていくんだろ

けれども今はっきりと
頭の中がニュートラルになった

2人で背中合わせになった時

初めて私はあなたを

「愛してる」

って思うんだろ


それまでバイバイね
未来にいるかいないか
わかんない
私の宝物