そこには光は届かないの。どんな光も、樹衣を照らすことは出来ない。
自分でも、段々心が閉じてくのがわかるんだ。おっきい音がするとビクっってするし、人と話すのが怖い。誰も信じられない…自分さえも分らない。
リアルじゃない世界のなかで、漂ってるみたいに…本当に毎日、ただただ流れてくだげなんだ。