―――ドサッ……
響君はベッドに私を降ろす。
やばい……。
響君と響君の部屋に二人きり。
心臓壊れそう……。
「雨音、今日は俺の言う事聞くって言ったよな…?」
響君が私の上に乗り笑って私に聞く。
……う……
響君は紫色の瞳で私を見つめる。
「そうだけど、私…」
まだ……
「俺が嫌か…?雨音。」
響君は私に聞く。
……え……
「い、嫌じゃないよ。だいす…」
私は言いかける。
すると
………!?
突然響君に唇を塞がれる。
ひ、響君〜。
顔がかなり熱くなる。
響君とキスしただけで私はおかしくなりそう。
それは響君が悪魔だから?
「……っ……」
響君は唇を離すとにやっと笑う。
悪い顔…。
響君ってこういうとこが悪魔っぽいのかも。
いつも強引で、私に抵抗させないんだ。


