響君に何かされちゃうの!?
私……。
すると
「大丈夫だって。黒澤君が好きなんでしょ?」
早苗が私に聞く。
「そ、そうだけど…」
やっぱりドキドキで怖いんだよ。
でも
響君に逆らう事なんてできるわけもない。
あー…どうしよう…。
すると
―――ガチャ。
「…雨音来い。」
響君が部屋に入って来て言う。
「……え……」
ひ、響君…。
「夕飯までには帰って来てね。」
早苗はニコニコしながら私に言う。
さ、早苗〜。
すると
………!?
いきなり響君は私をお姫様抱っこ。
……え!?
「雨音、覚悟しとけよ?」
響君はにやっと笑って言う。
あ、瞳が紫色…。
あ、悪魔だ…。
悪魔の目だよ、響君…。
私、
どうなっちゃうの!?


