なんでだろう……。
響君の瞳はなんで紫…?
綺麗すぎて…
私……。
「ひ、響君…もう無理…」
私は響君に言う。
すると
「へぇ。だめな女だな。」
響君が言う。
ひ、響君…。
「あの…」
「…俺の言う事聞かないならもういい。」
……う……
響君は部屋を出ようとする。
なんて悪魔…?
「わ、わかった。ごめんね、響君。許して…?」
私は行こうとする響君に後ろから抱きつき言う。
すると
「どうしよっかな〜。」
響君が言う。
響君って本当…
悪っ……。
「響君〜。」
響君の彼女って……
大変なんだね。
「…よし。」
「……ん?」
私は響君から離れる。
響君は私の方を向き、私を見る。
「雨音、俺に夢中にさせてやるよ。」
響君がにやっと笑って言う。
「……へ?」


