響君のせいで
私はおかしくなりそうだ。
だけど
そんな私に響君はお構いなし。
響君は私の首筋にキスをする。
「……ひゃっ……」
い、いきなり…。
「雨音をもっと困らせてやろうか…?」
響君が言う。
「い、嫌だよ。そんな事したら叫ぶから…」
私は響君に言う。
「へぇ。本当は嫌じゃないくせに?」
響君が言う。
ひ、響君…
「ち、違うもん…」
私が言うと響君は笑う。
「雨音の反応分かりやすいし。俺は悪魔だ。そう簡単にはやめないよ?逆に嫌がられた方がテンション上がるんだし。」
響君が言う。
「じゃあどうしたら止めてくれるの…?」
私は響君に聞く。
すると
「そうだなぁ♪雨音からキスしてくれたら考えてやってもいいかな。」
響君が言う。
……え………


