「や、やだよ。」
私は響君に言う。
「俺の推測だと会議は一時間位?」
響君が言う。
「だ、だから?」
私は響君に聞く。
「それまで二人っきり。何もしないわけにはいかないだろ。」
響君が言う。
「で、でも…」
「じゃあなんで来たんだ?二人っきりになりたかったんだろ?」
響君は私に顔をかなり近づけ言う。
瞳は意地悪…。
やばい…
響君、本気だ…。
悪魔モードだよ…。
「響君、だめだよ…。」
私は響君を見つめ言う。
「へぇ。そんな瞳で見るんだ。それって誘ってる証拠だよ?」
響君が言う。
か、敵わない…。
誰か助けて…。
響君は悪魔だから私を逆らわせないようにする事ができる。
悪魔だから意地悪大好きなんだろうな…。
「響君、だめだって。お願いだから我慢して〜。」
私は自分ではMだとか意識した事はないけど…
響君にだけは敵いません。


