悪魔な彼とのヒミツな恋!?



だけど……



――ガチャ


「見回りに来た…って黒澤!なんでここにいる?」


……げっ……



学年主任の男の先生が見回りに来た。


「やべぇっ…」


タイミング悪……。


すると


「すみません。先生。この部屋、虫がいて。怖いから黒澤君に退治してもらってたんです。」


雨音が言う。


……え……


虫…?


「そういう事なら、俺に言えよ?まぁそれなら仕方ない。黒澤、早く戻れ。」


先生が言う。


「はい。」


俺は行こうとする。


すると


「後でメールする。」


雨音が小声で俺の耳元に向かって言った。


俺は雨音を見て頷くと部屋に戻った。


あー…


雨音に感謝だな。


あのままだったら、俺…


学年主任に一時間位説教されてたかも。


あー…


でも雨音と付き合っちゃったんだよな。


本当はラーゴとしてはいけないけど…