でも…
「響君っ……」
雨音はまだ動揺。
なんでだろう…
雨音が可愛いと思うなんてな。
だから悪魔な俺は
いじめたくなる。
もし
魂を狩ったら…
雨音とこんな事……
……って何考えてるんだし。
自分の命より雨音か?
俺………。
その後は二人で色々な寺に行ったり…
和食屋でお昼を食べたり。
そんな感じの一日だった。
宿泊先はホテル。
綺麗な立派なホテルで…
俺の部屋なんか、窓から湖が見える良い部屋だ。
健太と同じ部屋。
「夕飯は18時か。」
「それまで語ろうぜ!響。」
部屋で俺が時間確認をしてると健太が言った。
健太達とはホテルでやっと合流したんだ。
「なぁ、さっきなんではぐれた?」
俺は健太に聞く。
なんか
はぐれたのがわざとらしく思えたんだよな。


