「美味しい…」
俺と雨音はソフトクリームを食べる。
雨音は抹茶。
俺はミルク。
「雨音さっきから食い過ぎだろ?」
俺は雨音に言う。
「いいの!せっかくの修学旅行だよ?楽しもうよ!」
雨音は笑って言う。
「修学旅行か…」
俺にはどうでもいいけどな…
すると
……あ……
「雨音!クリーム口元についてる。」
「へ?」
ガキみたいだ。
「えっと鏡は〜…」
雨音は鏡を探そうとする。
だけど
俺は雨音の口元についたクリームを舐める。
「ひ、ひ、響君っ…」
雨音は顔を真っ赤にして俺から離れる。
「取ってやったんだから感謝しろ。」
俺は笑って言う。
雨音ってからかいがいある♪
……って俺……
なんか最近、雨音いじるの好きだ…
雨音を戸惑わせるのが大好きっていうか…
獲物相手に何やってんだか。


