「……修学旅行?」
「う、うん…」
翌日、私は響君を誘う。
「い、嫌ならいいよ…。」
私は響君に言う。
すると
「雨音、ちゃんと誘いなよ。黒澤君!お願いします!」
早苗が来て響君に言う。
さ、早苗〜。
すると
「いいよ?俺も雨音と同じ班が良かったし。」
響君がニコッと笑って言う。
……え……
「良かったじゃん!」
早苗が私に笑って言う。
「う、うん…」
響君……?
オッケーしてくれるなんて……
でもなんで?
私と一緒に行きたかったなんて…
昨日は
あんな態度だったのに…
まぁいいか。
なんか嬉しいし。
やっぱり私
好きなんだね……。
響君の事……
悪魔だとか関係ないんだよ。
頭の中は響君でいっぱいなんだ。


