悪魔な彼とのヒミツな恋!?



俺の……


すると


「……見つけたぞ!」


………あ?


突然、後ろから誰かの声がする。


聞き覚えのある声……


もしや……


俺は振り向く。


「久しぶりだな…」



「……セイア……」



紫色の長い髪に、金色の瞳…


体を黒いマントに包んだ男…。


奴はセイア。


俺の魔術学校時代のライバルで

俺を毛嫌いする男…


「なぜ来た?」


俺はセイアに聞く。



雨音は隣で戸惑った表情。


「お前には最強の悪魔になられては困る。」


奴は俺に言う。


なるほど…


消しに来たわけか。


「消えろ。」


奴はそう言うと手から黒い光を出す。


やってやろうじゃねぇか。


俺も攻撃しようとする。


すると


「だめ!!」


……え……


ずっと隣で戸惑ってた雨音が俺の前に立つ。


「雨音!」


バカ!!何して…