恥ずかしいよっ。
「大胆なとこはお父さんそっくりね。」
響君のお母さんが笑って言う。
うぅ……
恥ずかしいよぅ…
「雨音、嫌なの?俺のスキンシップが。」
響君は私に聞く。
……う……
「ち、違う…」
私は言いかける。
すると
「……んっ……」
響君はいきなり強引に私にキスをした。
ひ、響くーん!?
「…忘れた?俺は悪魔。嫌がる姿見たら止められなくなるんだよ。」
響君はキスを終えると笑って言う。
「な、何言って…」
私は響君に言いかける。
だけど
………!?
今度は激しいキスをされた。
ひ、響君〜。
やっぱりそこは悪魔な
部分?
「だ、だめだよっ…」
私は響君から離れる。
「何で?嫌なわけ?」
響君が聞く。
……え………
響君の瞳、紫色に変わった……?
まさか……


