「雨音ちゃん、ケーキ高かったんだよ?」
響君の叔父さんも言う。
や、やばい…
「雨音、食べるんだよな?」
響君は私に顔をかなり近づけ言う。
やっぱり…
悪魔は悪魔だぁ!!
私は涙目になる。
悪魔界のケーキなんて
絶対拒否。
すると
「あはは!」
響君の叔父さんは笑い出す。
……え……
「大丈夫。普通のケーキ
だから。」
響君の叔父さんが言う。
は、はい?
「雨音、からかうと楽しいだろ?」
響君が叔父さんに言う。
「だな。からかいがいある!!」
響君の叔父さんが言う。
なっ…
か、からかってたの〜?
この人達…。
悪魔だ…。
「…俺より響のが攻め方上手いな。そこはお前、悪魔っぽいな。」
「だろ?さすが俺。」
叔父さんと響君は二人でずっと笑ってる。
からかうなんてひどいよぉ……。


