「ほら、早く着替えて朝食食べて行くぞ。」
「あ、うん!!」
なんだろ…?
朝食を食べ、着替えて用意すると私は響君と出かける事に。
「…響君、どこ行くの?」
私は響君に聞く。
だけど
「内緒。」
響君は答えない。
な、何なのー!?
いっぱい電車に乗って
時間をかけて私と響君はその場所へ向かう。
……あ……
何となく分かってきた。
もしかして…
「…私達の地元?」
私が聞くと響君は頷く。
懐かしいなぁ…
私、あんま実家帰ってなかったんだ。
まだ
何となく、響君の事を思い出して辛いからあまり行けなくて……
「…俺の両親にまた、会ってくれるか?」
……あ……
響君は真剣な表情で私に聞く。
もしかして……


