「そっか。」


「うん……。」


ずっと


大好きだもの……。



気が付いたら温もりに安心して眠っていた。


私、


響君の側にずっといられるんだね……。


本当に


夢みたいだ……。









――翌朝。



「んー。」


「おはよう、雨音。」


響君は私に笑って言う。


「あ、響君。おはよう…」


私は響君に言う。


朝から響君爽やかだぁ…


毎朝、響君に会えるなんてすっごく幸せな事なんだなぁ……



「雨音、今日はどっか行きたいとこある?」


響君は私に聞く。


行きたいとこ…?


「響君と行けるならどこでもいい…。」


私は響君に言う。


すると


「じゃあ決まりだな。」


響君は笑って言う。


「……へ?」


決まり…?


どっか行きたいのかな?


響君………。