「雨音、暖かいな。こうしてると。」


「…うん。」


私は響君と抱き合って部屋のベッドで眠る事に。


安心…する。


ずっと変わらない

響君の温もり
響君の匂い

を感じる…。


本当に幸せだって
実感する。


ずっと一人ぼっちだった私の隣に


突然、響君は戻って来た。



ずっと

こうしたかった。


私は眠ろうとする。


すると


「…雨音。」


響君は私を呼ぶ。



「…何?」


私は眠ろうとするのをやめ、響君を見つめる。


すると


「…雨音、ずっと想っててくれてありがとう…」


響君が優しく笑って私に言う。


響君……。


「当たり前だよ…。響君は私の1番大切な人なんだよ?」


私は響君に言う。


違う人なんて

どうしても見れなくなる程……


私は響君に心を奪われたんだ。


きっと


出会った瞬間から……