「ふぅーっ…」
雨音を運ぶと俺はシャワーを浴びる事に。
明日は
休みだし…
雨音とデートしたいな。
あ、でも…
叔父さんに着替え貰って……
あ、いや…
その前に
やらなきゃいけない事
あるよなぁ……。
俺は胸元を見る。
もう何も残ってない…。
俺が悪魔だったという
証拠は……
それでも
そんな俺を……
親父達は迎えてくれる
だろうか……
悪魔じゃなくなった
息子を………。
それが心配だ。
間違いなく後継者は
マルクになる。
あれから7年。
親父達は俺をどう
思ってるのかな……。
悪魔としてはもう二度と生きていけない俺を……
―――ガチャ。
俺はシャワーを浴びると浴室から出る。


