「そうだ!響君、ワイン飲む?さっき買って来たの!!」
「…ふん。」
俺はあえて拗ね続ける。
「あ、ケーキさっき作ったから食べよう?」
「…いらない。」
俺は雨音に冷たく言う。
すると
「響君、ごめんね…?」
雨音は俺に抱きつき言う。
あー…やばい…
そんな事されたら…
雨音を襲ってしまう。
「わ、わかった。俺が悪かったから。」
俺は雨音に言う。
すると
「よし、じゃあケーキ食べよう!」
俺が言ったとたん雨音は俺から離れ言う。
き、切り替え早っ…
今回は雨音に負けたな…
「ワインもあるんだよー。私、お酒苦手だけど…響君と飲みたいから今日は頑張るよ!」
雨音が冷蔵庫からワインとケーキを入れた箱を取り出して言う。
ワインかぁ…
俺、飲めるかな?
悪魔界のぐろいワインは飲めるんだけど…


