駅に着き、いろいろな場所へ行き君を探した。
いろいろな所へ探してる内に
気がついたら
俺の誕生日とクリスマスが来ていた。
今日はすごく寒い。
それでも
大丈夫だった。
雨音がくれたマフラーをしたから。
これがあれば
雨音は気付いてくれるかな。
そんな期待して。
俺ばっかりが君を想ってたとしても……
会うんだ……。
かなり冷え込んで来た頃、
一人寒がる女の子を見つけた。
なんでだろうか。
遠くから見てもすぐにわかったんだ。
雨音だって……。
気持ちが止められなくなった。
雨音の気持ちなんて
考えてなかった。
気がついたら
俺は雨音の元に行き、
寒がる雨音の首にマフラーをかけ、声をかけていた。
今更何?って冷たい瞳で言われるかと思った。
でも
今でも雨音は変わってなかったんだ。


