俺は
絶対に最強の悪魔になる……。
その為にも
雨音には口封じしないとなぁ……。
俺は悪魔だし、言葉攻めなんてちょろいもんだ。
雨音は結構、純粋で強気な女じゃないから…
なんでも言いなりにさせる事はできる……。
絶対に
今度こそは雨音から魂を奪ってやる……。
だから……
――月曜日…。
「おはよう!」
「おはよう雨音!」
来たか……。
俺は学校で雨音を待ってた。
雨音をいじめてやるか。
なんか
燃えてきたかも…。
「おい、雨音!」
雨音が俺の隣の席に来ると俺は雨音に声をかける。
雨音は一瞬びくっとしてた。
「……な、何?」
雨音は俺を見る。
「話ある。」
「……え……」
俺は雨音の手を引き、教室を出た。


